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一寸の虫にも


写真は香川県の栗林公園のもみじのライトアップの写真ですです。

おそらくイロハモミジかと。

カエデ類は一般的によく虫が来ますね。

今日は虫の話でもいかがでしょう。

ものの見方が変わったという、私の体験を紹介します。

庭の仕事をしているとよく虫にさされます。

ハチや蚊、毛虫にムカデ。

お施主さん(お客さん)もさされるし、庭木の葉っぱを食べられてしいます。

ほっておくと葉っぱが全部食べられてしまいます。

悪者ですね。完全に。

庭に虫が出たら、すぐに殺虫剤をかける。これが庭をきれいに保つための鉄則です。

「虫=駆除」は庭を守る者の使命なのです!!

と、思っていました

実家の小さな庭の庭木を剪定したときのことです

クロガネモチという木をご存じでしょうか。

その木は常緑樹なのです。

冬でも葉っぱはある…はずだったのですが、

実家のそいつには全く葉がついていなかったのです。

(実は宮崎ではよくある現象のようですが、当時の私はとても驚きました)

父に聞いてみました。

「こ、これおい、どんげしたつや?(注:どうなっているのですか)」

父曰く

「虫が来てね、葉を全部食べられたとよ。

殺すのも忍びないし、まあ、蝶々になって飛んでいくやろと思ってね。」

これって、素敵じゃありませんか?

私にとっては衝撃でした。

私の中に完全にそんな考え方ありませんでしたから

思わず涙が出そうになるのをこらえました。

「やさしいな。尊敬しますよ、父さん」

それ以上は言えませんでした。

クロガネモチは強い木ですし、冬の間葉っぱが無いくらいで枯れることはほとんど無いようです。

また、宮崎県において、冬場に生理的な落葉によって葉がなくなっててしまう状態はよく見られる現象です。

木にとっては特に問題ない状況でしょう。

はたしてその葉っぱを食べた虫が、蝶々になったか蛾になったかはわかりませんが…

おしそうにモリモリ葉っぱを食べている姿を想像するとなんだか駆除できないかもしれません。

結局

何を守り、何を尊いとするのか

それが分かってたら、それだけ守れればいいんですよね。

今回はこの辺で。


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