アカメガシワ茶
変わったお茶を紹介します。
タイトルの通り
「アカメガシワ」を使ったお茶です。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効くとされています。
アカメガシワとは
トウダイグサ科
カメガシワ属
落葉高木
見覚えありませんか?
枝が赤いので覚えやすいです。
いろんな場所に生えています。
荒れ地などを好むようで、人の生活環境にとって身近な存在です。
荒れ地を好む種というのは生態学的に言うと
「先駆種(pioneer spesies)」といって
生育基盤に何らかの攪乱(大きな木が倒れる、土砂が崩れる)が発生した時に
真っ先に生えてくる種ということです。
スタートダッシュ型です。
ちなみに、人が草刈りすることは「人為的攪乱」と考えることができます。
アカメガシワは攪乱によってできた明るい場所が好きですから、人にとって身近な存在なのです。
さて、お茶の製法はいたって簡単
①皮剥いて
②乾かして
③刻んで
④煮る
だけです。
これが乾かして刻んだ状態。
木の皮ですね。
剪定くずのようです。
煮出すとこんな褐色の液体になります。
割と薄い色で上品な感じです。
味は
・土みたいな味
・生のゴボウをかじっている感じ
という評価を受けています。
もちろろん、私から。
お世辞にもお洒落な味ではありませんが
よく飲んでいます。
勝手に生えている木を切ってお茶にして飲む
という雑なコンセプトが気に入っているからです。
アカメガシワの、切ってもすぐ生えてくる強い生命力も素敵☆
こうやって保存しておけば
いつでも飲めます。
土みたいな味がなんともクセになります。
皆さんも常備して
こう叫びましょう。
いつでも来い胃潰瘍!!
ストレス社会を生きる我々の強い味方です。