自分の得意な場所
写真のお花はユキワリソウ(雪割草)といいます。 サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。 高い山とかに自生しているそう。 山野草に詳しい樹木医の先生のお宅で発見しました。 雪解けのシーズンに、まるで積もった雪を割るようにして花を咲かせるんだそうです。 普通に考えたら、...
自然のなかの、ひと
熊本の大地震で被災された方が、落ち着いた生活に戻れますようお祈り申し上げます。 私は宮崎にいたので、大きな被害はありませんでした。 しかし 天災というものを目の当たりにすると、人間のちっぽけさを実感いたします。 日本人は古来からアニミズムという信仰を持ってきました。...
木とお話ができるのか
「木とお話ができるんでしょう?」 と聞かれると、3割ぐらいの確率で 「出来ます」 と答えます。 しかしそれは、『ウケ狙い』の時です。 自分の話を聞いてもらおうとした場合、時には相手の心をガッシリ掴まなければいけない場合もありますから。 便宜的に、そう表現するときもあります。...
あるがままで素敵
素敵って言葉は 「素手で敵を倒せること」 って何かの本に書いてましたがほんとうでしょうか。 それはいいとして、 私が野草を美しいと思うようになったきっかけを紹介します。 樹木医の先生が開いた植物観察会でのこと。 左の写真はヒメオドリコソウです。実にかわいらしい。 先生曰く...
恐怖のエノキ
香川県丸亀市の保存木のエノキを剪定したときのこと。 この木は樹齢は不明ですが、樹高約20メートルの巨木です。 3年ほど前に庭師の方が「ずん切り」 つまり枝の太いところでバッサバッサと切っています。 なので同じ場所からたくさんの枝が出ていて、木にとっては不自然な状況です。...
セミの幸せ
写真は1250年ものの木の仏像が安置されるお堂と、樹木医になる前の宮田後頭部。 ありがたさのあまり、モジャモジャになってしましました。 そのせいで 今でもモジャモジャです。 写真の山茶花(サザンカ)にもよく毛虫などの虫が発生します。...
一寸の虫にも
写真は香川県の栗林公園のもみじのライトアップの写真ですです。 おそらくイロハモミジかと。 カエデ類は一般的によく虫が来ますね。 今日は虫の話でもいかがでしょう。 ものの見方が変わったという、私の体験を紹介します。 庭の仕事をしているとよく虫にさされます。...
庭木に剪定が必要な理由
香川県の栗林公園の秋のライトアップの写真です。 月を背景に公園のメインの黒松。 この枝配りと、枝先のほぐれ具合…この手入れの手間のかけ方!!大興奮ですね。 取り乱しましてすみません。 秋から年末にかけては剪定の忙しい時期です。...